ダンプトラック通称「ダンプ」後ろの荷台を動かして荷物を降ろす。
トラック、「ダンプ」にもいろいろな形状、さまざまな種類や大きさがあるみたいですね、一緒に学んでいきましょう!
ダンプの種類、形状
ダンプには大きく分けて「土砂ダンプ」「土砂禁ダンプ」があるみたいですね!
「土砂ダンプ」は土砂や石材などを運搬するダンプです。
荷台を傾けることで、積み荷を排出できます。
「土砂禁ダンプ」は、荷台部分のあおりを高くしたダンプのこと。
土砂など重量のあるものを運搬してしまうと過積載になってしまうため、積み荷は土砂ではなく、主にペットボトルやゴミ、石炭・チップなど、比較的軽量なものを運搬します。
なるほど一概には言えないですがあおりが高いダンプは「土砂禁ダンプ」みたいですね・・なるほど!
ちなみに土砂禁ダンプには、「土砂等運搬禁止」の表示義務が課せられているみたいです。
ダンプは荷台から積荷を下ろす方法によっても名称が変わるみたいです、主に5種類に分かれているみたいですよ!!
リアダンプ
後部より積載物を下ろす、最も馴染みのあるダンプ。
国内で運行するダンプの多くが、このリアダンプです。
ローダーダンプ
荷台を持ち上げるダンプ機能に加え、荷台をスライドすることができます。
土砂だけでなく、重機運搬などにも用いられます。
3転ダンプ
荷台を後方だけではなく、左右を含め三方に傾けることができます。
操作性能が高く、狭い工事現場や交通量が多い道路でも活躍します。
サイドダンプ
積み荷を車両左右に下ろすことのできるタイプ。
一方通行の道路や高さに制限がある場所で活躍します
重ダンプ
巨大なタイヤを装着した、最大積載量が普通のダンプよりはるかに多いタイプです。
大きいため一般道を走行することはできず、主に鉱山など大規模な工事に用いられます。
なるほど、なるほど!ダンプと言っても用途によっていろいろな種類があるのですね!!
ダンプの大きさ
ダンプは大型・中型・小型と、3つのサイズがあります。
ただし、車両のサイズや積載量は統一されている訳ではなく、明確な定義はないようです。
トラックのウイング車と一緒ですね、大型・中型・小型ともに積載や箱の大きさが異なりますものね・・・
大型ダンプ
最も大きい大型ダンプは最大積載量が10t前後あるダンプで、「10tダンプ」とも呼びます。
三菱ふそうスーパーグレート、日野プロフィア、いすゞギガ 等・・
中型ダンプ
最大積載量が4t前後の中型ダンプは、一般的に「4tダンプ」と呼ばれています。
三菱ふそうファイター、日野レンジャー、いすゞフォワード 等・・
小型ダンプ
最大積載量が2t~3t前後と、最も小さいサイズのダンプ。
最大積載量によって、「2tダンプ」や「3tダンプ」と呼び方が変わります。
三菱ふそうキャンター、日野デュトロ、いすゞエルフ 等・・
付属品、装備品
自重計
積載重量を測定するために、大型ダンプの荷台下には自重計が取り付けられています。これを使えば積載重量が確認できるようになっています。
車輌総重量8t以上、または最大積載量5t以上の土砂ダンプ等(土砂禁ダンプは除く)の自重計は、1年に1回の定期点検を受けなければならないみたいですよ!!
自動シート(コボレーン)
大型ダンプについていることが多いです。呼び方は様々で、自動シートと呼んだり、自動開閉シートと呼んだり、コボレーンと呼んだりするみたいです。何のために、この自動シート(コボレーン)があるのかというと、ダンプの荷台に積んだ土砂やその他の物がこぼれ落ちないようにするためです。ダンプボデーの両側アオリの上に取り付けてあり、これがあるおかげでダンプが土砂を落とすことなく走行できるみたいです!
ダンプあおりの種類
板チョコあおり
最も一般的なタイプのあおり。
名前の通り、あおりの表面を四角形の枠で仕切った、板チョコの形状に似ている仕様からの呼び名みたいです。
額縁あおり
額縁を連想させる額縁あおり。
あおりを枠で囲んだような形状で、スッキリとしたデザインで、こだわりの方に人気みたいですね!
ほかにも船底アオリ、面一アオリなど色々な形があるようですね!
過積載に注意!
ダンプトラックに限ったことではありませんが、トラックは過積載をしてはならないことが道路交通法に明記されており、厳しく取り締まりが行われています。
過積載をすると、自身に車体横転の危険性があるだけでなく、道路や橋などが損傷したり、そのことが原因で大きな事故を引き起こす危険性があります。
周囲のドライバーや近隣住民にも多大な迷惑をかける可能性があるので、絶対に行わないようにしましょう。
また、「土砂禁ダンプトラック」で土砂を積載した場合は過積載となる危険性が高いので、違反をすると厳しい罰則が適用されるので注意が必要です。
過積載をすると、ドライバーだけではなく運送会社にも責任が追及され、過積載をするように指示をしたことが判明すると、重い罰則が科せられる可能性もありますので皆様気を付けましょう。
まとめ
ダンプトラックには積み荷を自力で下ろすことができるという特徴があり、土砂の運搬以外にもさまざまな使い方があることが分かりました。
また、運転には資格が必要なことや、過積載をしてはならないなどの注意点があり、運転者は規則を守って正しく活用する責任があります。
種類、大きさ、様々な形状があり、現場や環境、使い方に応じたダンプが活躍しているようです!
販売部営業 樋口