我々名岐トラックオートのいいところって何だろう?
今までお付き合いいただいているお客様方はなぜ名岐トラックオートを使い続けてくれるのだろうか?
私達はしっかり強さを認識し発信していくことで変化の大きなこの時代を乗り越えていこうと考えています。強さをさらに強化し、足りない部分を底上げするためにも現状どうなのか?を考えました。
皆様も自分自身、自社の強みをしっかり認識するきっかけになれば幸いです。
まず分析
名岐トラックオートには事業部が3つあり、それが 販売・製造・運送 事業の3部門です。それぞれの活動を端的にまとめると、
販売部 新車トラック、中古トラックの売買を通して要望に最適な案を提供し、運用して顧客の利益向上に貢献する
製造部 トラックの整備、架装、塗装を通して顧客に安心、使いやすさ、満足を提供し顧客の利益向上に貢献する
運送部 荷物の配送を通して輸送コストの削減および最適化を提供し、顧客の利益向上に貢献する
こうなります。皆様方は自社の強みを意識していますか?経営者の皆様は当たり前に考えているかと思いますが、社員の皆様まで自社の強みがわかり行動できているかが重要と感じます。
弊社では各事業部が日々業務をこなすだけでなかなか強み、優位性を押し出せずにいました。なぜか?
優位性、独自性が特別無いと感じていたからです。
強みの発掘
これから戦っていくために強みを作り出し明確に認識、共有する必要をとても感じました。経営者や管理者だけが理解していてもだめです。なぜなら日々現場で汗を流し顧客の現状をよくわかっているのは現場のみんなだからです。
そのためわかりやすく説明しやすい強みを認識、共有する必要に迫られ、私たちは考えました。
結果として今はっきり認識している弊社の強みは新しく作ったものではなく、今までやってきた活動をしっかり振り返ることで見えてきました。名岐トラックオートが今まで顧客に提供してきたものは、トラックの車両でも、製造修理する技術でも、様々な荷物を運ぶということでもなく、
アドバイスとサポート
でした。説明すると、販売部ではお客様の要望をただ聞いて売るだけではなく本当にトラックは必要なのか?からお客様と一緒に考えます。用途や予算をもとに最適な提案をし本質的な要望に沿うよう活動をしています。製造部は修理が必要なトラックをどうやって直すか、費用と時間、今後使用を続けていけるかなどを総合的に判断して提案相談して作業を進めています。運送部は販売や製造でお付き合いがあるお客様とも仕事や情報を共有して更なる付加価値を提供しています。
どの事業部も強みは同じで、お客様の困った状況をお客様と共に考え、解決し、一緒に成長することが私たちの強みでした。
共有
発掘した強みは『発掘』の言葉の通りそもそも名岐トラックオートが過去からずっとやってきたことでした。
しかし少人数で事業活動をしていた時は感覚的に皆がその強みを共有できていた気がしますが、現在はありがたいことに人財も増え、その一方で会社の歴史を知る人財は少なくなったこともあって、名岐トラックオートの強みがすこし薄まってしまったように感じました。そのため、ひとまずチームとしてしっかり団結し物事を進めるときに合言葉のように名岐トラックオートといえば、アドバイス&サポートといえる状況にしました。
まだまだこれからな部分もありますが、これからもこの考え方の共有はしっかり続けていかないといけないと思っています。効果を感じているからです。
しっかりと向き合ったことでチームのみんなの動き方や、考え方、情報を得る質と量が断然違っています。
継続
あとは続けていくこと。名岐トラックオートは100年続く企業を目指して今期で34期目です。現在ある強みなくしては今後も続いていかないでしょう。
厳しい時代ですので現状維持でも大変なのは嫌というほどわかり、感じています。ですが現状維持は衰退です。維持だけでは100年続いていきません。
皆様は今後どう動きますか?名岐トラックオートはこれからも強みを生かし皆様に選んでいただける企業であり続けるためもがき続けます。お客様の今後もぜひ私共と一緒に考えさせてください。
お問い合わせお待ちしております。
販売部 部長 増田