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名岐トラックオートコラム

COLUMN

マフラー故障について

皆さんお困りのマフラーの故障。

今回はなぜトラックのマフラーのトラブルが多いのか原因や、解決法などを解説します。皆様の問題解決につながれば幸いです。

一緒に学びましょう!!

Contents

マフラーの役割

まずマフラーがついている意味と役割を簡単に解説します。

1 消音
たまにとんでもなくうるさいバイクや自動車いますよね。もちろん違法です!正常にマフラーがついていればあの騒音は抑えられます。経年劣化によって穴が開いたりしても騒音がでかくなります。消音はマフラーの大きな役割の一つです。

2 浄化
排気ガスは人体や環境に悪影響を与えます。そのためマフラーには触媒がついていて、排気ガスをできるだけきれいにしています。近年トラックのマフラーのトラブルで皆さん困るのが主にこの触媒がらみです。

簡単に説明するとこんな感じです。ほかにも排気効率を上げて能力アップなども考えて取付されています。

排気ガス浄化装置

役割でも説明した浄化についてもう少し詳しく知りましょう。

トラック(ディーゼル車)のエンジンから排出される排気ガスは、すすなどの有害物質が多くあります。そのためそのまま放出しないように一度マフラー内部で集めてできるだけきれいにしてから放出しています。マフラー内部でたまったすすは排気ガスを高温にして燃やし放出します。この作業を焼却だったり再生と言ったりします。トラック乗りの皆さんは必ず聞いたことがありますよね。

マフラー内部ですすなどを集めている部分をDPF、DPD、DPR(メーカーによって違う)と言います。H17年、H18年ごろからトラックに装備され始めました。

焼却や再生はエンジンの様々な機能を使い排気ガスを高温にするため、いろいろな部品が正常に作動しなければうまくいきません。関わる機能や部品が多数あるためトラブルも起きやすいわけですね。

トラブル事例と対策

 

マフラーのトラブルはほとんどこのランプの点滅から始まります。
このランプの点滅自体は正常です。点滅しだしたら安全な場所に停車して同じマークがあるスイッチを押すと再生が始まります。
ここまでは正常なんですが、何らかのトラブルで再生がうまくいかない場合

このランプが大体黄色(オレンジ)に点灯します。その場合はすぐ修理工場に連絡して点検してください!診断機を使用して不良個所を特定しないと大体は改善しません。

以下は過去にあった事例を紹介します。

 

マフラーランプが点滅して安全な場所で停車し、再生を実施したが少し走行後また点滅しだすことがあります。要因はマフラーのつまりがひどいなどが考えられます。こうなった場合マフラーを分解して清掃が必要です。併せてつまりがひどくなる原因も調べてもらいましょう。

マフラーを再生し始めるとエンジンの回転数が上がり、排気ガスの温度が上昇します。再生は20分程度で終わるのがほとんどですが、それ以上かかっても終わる気配がないことがあります。要因は排気ガスの温度が上昇しないなどが考えられます。インジェクターやターボ、水温が上がらないなど様々疑う箇所があるため早めの点検が必要です。

再生しだすと途端に白煙がもくもく出だす。要因は燃料の状態不良やオイル消費などが考えられます。

3例ほど紹介しましたが、ごくごく一部です。

トラブルを防ぐには

マフラー関連のトラブルを防ぐためには日ごろの定期点検が重要です。エンジンオイルをはじめとした定期交換部品を適切に交換しているかどうかでトラブル頻度が格段に違ってきます。油脂類、フィルター類は適切なタイミングで交換しましょう。
またトラックドライバーの皆さんはトラックの不調にしっかり気付けるように日ごろから感覚を養っていけるといいですね。

トラックは大事に、丁寧に使えば長くトラブルなく使用が可能です。皆さんにはぜひ大事に使用していただきたいです。

販売部 営業 堀

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